「施工ミス?」と疑う前に読んでほしい、クロスの隙間の本当の理由。

「施工ミス?」と疑う前に読んでほしい、クロスの隙間の本当の理由。

こんにちは!ダルトンホーム名古屋です。

新しいお家での生活が始まって数ヶ月から1年ほど経った頃、「あれ?壁の角(出隅)に少し隙間ができている...」と気づかれたことはありませんか?

「施工ミスかな?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれ、木造住宅にとってはごく自然な現象なんです。

今回は、クロスの隙間ができる理由と、使っている「コーキング剤」の秘密についてお話しします。

1. 木造の家は「最初の2年」が一番動きます
木造の家は、完成してからも「生きている」と言われるほど動きます。
特に新築から約2年間は、木材が室内の湿度に合わせて水分を吸ったり吐いたりすることで、わずかに伸縮を繰り返します。

この動きによって、壁の角(出隅)のクロスに引っ張られる力が加わり、継ぎ目にスーッと細い隙間ができることがあるのです。
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2. なぜ「あえて」水性のコーキングを使うのか?
クロスの継ぎ目には「コーキング」という充填剤を塗っていますが、私たちはここで**「水性(アクリル系)」**のものを使用しています。

「もっと強力なシリコン製を使えば、隙間が開かないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、そこにはあえて水性を選ぶ大切な理由があります。

・水性のメリット: 伸縮に対して「身代わり」になって切れてくれる。
・シリコンコーキングのデメリット: 強力すぎて、動いた時にクロスごと破いてしまう。

もしカチカチに固まる強力なシリコンを使ってしまうと、家が動いた時に逃げ場がなくなり、隙間ができる代わりにクロスの表面そのものがバリバリっと破れてしまうのです。

あえて「切れる」素材を使うことで、大事なクロスが致命的なダメージを受けるのを防いでいます。

3. 隙間が気になったらどうすればいい?
「隙間が空いたままなのは見た目がちょっと...」という場合もご安心ください。

・2年点検などのタイミングでまとめて補修
家の動きが落ち着く2年目以降に補修するのが最も効率的です。

・ご自身でも簡単にケアできます
ホームセンターなどで売られているクロス用のコーキング剤(ジョイントコークなど)で、チョンチョンと埋めるだけで綺麗に元通りになります。
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まとめ:家が馴染んでいく過程を見守ってください
クロスの隙間は、お家がその土地の環境に馴染もうと一生懸命動いているサインです。

「これって大丈夫?」と気になる箇所があれば、いつでもお気軽にスタッフまでお声がけくださいね。
末永く、安心してお住まいいただけるようしっかりサポートいたします!